今日は近年注目度が高まっている空き家についてのお話です。
昨年12月より「改正空き家特措法」が施行され、業界が本腰を入れてこの問題に取り組んでいますが、依然増え続ける空き家問題について、私たちも真剣に考える必要があるのではと思っています。
空き家が周辺環境に与える問題として、下のような問題が挙げられます。
景観の悪化: 空き家は放置されがちで、荒廃したり、見た目が悪くなったりすることがあります。これは周辺地域の景観を損なう可能性があります。
犯罪の増加: 空き家は犯罪行為の場となることがあります。放火や不法侵入、不法投棄などが発生しやすくなる場合があります。
地域の安全性への影響: 空き家が増えると、その地域全体の安全性に影響を与える可能性があります。住民の安全感が低下し、地域全体の犯罪率が上昇する可能性があります。
地価の低下: 空き家が増えると、その地域の不動産市場に影響を与えることがあります。周辺の住宅や商業施設の価値が下がる可能性があります。
生活環境の悪化: 空き家は周辺地域の生活環境にも悪影響を与えることがあります。例えば、放置された空き家はゴミや害虫の温床となる場合があります。
特に、4番の地価の低下についてですが、仮に長期空き家戸建が1軒あるとその影響は周囲50メートルの範囲に及び、周辺の住宅の取引価格が約3%下がると言われています。
管理不全の空き家は固定資産税額が最大6倍の措置を取られてしまいます。
相続して放置されている和歌山の不動産があれば是非一度ご相談ください。
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