みなさんこんにちは。
突然ですが、「新設住宅着工戸数」というものをご存じでしょうか?
グーグルで検索をすると、国内で着工された新設住宅の件数。とでます。
国によって異なりますが、一般的には戸建てや集合住宅など建築様式別や地域別に公表され、件数および前月比の増減により住宅投資の状況を判断します。
住宅への投資が活発化すると、家電製品や家具の買い替え需要などにつながるため、景気への影響が大きく、景気動向の先行指標として注目されています。
建築産業は日本の基幹産業の1つで、それに携わる労働人口も多いといわれています。
また、住宅の購入時には、家具や家電、その他多くの消費が生み出されますし、大半は住宅ローンを使うので金融機関のビジネスにもつながります。
そのため、時には政府は景気浮揚策として、住宅ローン減税などを実施し、住宅建築・住宅購入を促してきました。
直近の統計で、5月31日発表の4月の建築着工統計調査報告によると、新設住宅着工戸数は前年同月比13.9%増の7万6583戸で11ヶ月ぶりの増加傾向のようです。
しかし、こと居住用の持ち家に関しては29ヶ月連続の減少となり、1万7878戸(前年同月比3.9%減)となっているようです。
この持ち家の統計に関しては、減少傾向が叫ばれて長いですが、建築費の高騰は2015年辺りと比べると1.2~1.7倍ほどの上昇幅があり、注文住宅価格の増加は消費マインドを下げてくれます。そこに昨今の物価高は痛いですね。
春闘での賃金アップなど、できることから一つ一つ取り組んでいくことが大切ですね。
今日も頑張りましょう。

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