みなさんこんにちは。
今回は区分所有のマンションを購入する際の注意点についてご紹介させていただきます。
良いマンションとは何か?という判断基準の一助になれば幸いです。
よく、「マンションは管理で買え」と言われます。
杜撰な管理形態はマンションの資産価値を下げてしまうことがある。
ということを表している言葉です。
管理と一言で言っても内容は多岐に渡ります。
その中でも、「総会議事録」や「長期修繕計画」と名の付くものには、
毎月のランニングコストや住み心地に繋がるようなことが書かれています。
総会議事録は、マンション内で検討している事項や現時点での課題が、
長期修繕計画は修繕積立金の金額の妥当性や今後の金額の増減が分かります。
■総会議事録は以下のことに注意してみてください。
①区分所有者間のトラブル
②管理規約や使用細則の変更
③管理費・修繕積立金の費用の増減
④修繕工事の実施予定や実施の確認
■長期修繕計画については
総工事費用と長期修繕積立金の総額の推移
に注目してみてください。
収支計画表があれば確認しやすいのですが、なければ工事費と修繕積立金の推移と総額の数字を比べてみましょう。
マンションは10~15年の周期で修繕工事をします。
その際に修繕積立金から工事費を捻出するケースが多いのですが
工事費用が足らず借入を起こしたり、区分所有者から一時徴収金を預かり、
修繕費用を賄う場合があります。
大抵の場合はマンション管理会社がきっちりと管理をしていますので
住んでいれば特に気にも留めないことだったりするのですが
不動産を購入する際には不安要素は少ないに越したことはないですよね。
是非一度ご参考にしてみてください。
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